私たちののどの奥には空気中のホコリや細菌などが入り込まないように、途中でからめとるための粘液が流れています。
異物をとらえた粘液が口の方へと運ばれる途中で咽頭部にくっついてしまい、線毛の動きだけでは取り除くことができなくなったとき、これを排出しようとする反射が起きます。これが咳です。
咳をするとき、異物をとらえた粘膜も一緒に排出されます。風邪を引いた時には頻繁に咳が出ますが、これは気管部分に炎症が起きており、粘膜が多く分泌されるためにそれが集まって気管支の感覚神経を刺激するからです。
咳のスピードはかなり速いものです。咳の速度は声門あたりで秒速50~120メートルにもなります。咳は体力を消耗する運動でもあり、1回につき2キロカロリーを使うといわれています。
